バイス台

一般的定義

バイス(万力)を取り付けた作業台。
対象物を口金で挟み、固定する為の工具

配管作業工具

通常の所謂バイス(万力)では丸い管を挟むのに適さない為、配管作業工具のバイス台は一般のものと異なる。
パイプバイスと呼ばれ、2つのV型の口金で挟むタイプ。チェーンで対象物を締め付けるチェーンバイスがある。
どちらのタイプでも老朽による口金の劣化や、不純物の付着により本来の固定強度を保てなくなる。その為に定期的な検査は必要である。
またバランスのとり辛いパイプを取扱うので、脚部の強固な固定や補助スタンドの使用をお薦めする。

関連工具

一般的な万力(多用途に使用出来、強固である。)

パイプバイス(左)、チェーンバイス(右)

仮付溶接用バイス(他にもアングル型・エルボウ型・フランジ型がある)

ポータブルバイス(取付け場所を選ばず作業性が向上)

補助具等(安全かつ作業性を高めるサポート工具)

事故例

年間数多くの我々の仲間達が、労働災害の被害を受けています。過去の事例に学び、安全作業を心掛けましょう。

被害状況 物損
災害の経緯 クレーンを使用して、SGP350Aの撤去作業を行っていた。地上7.5m地点の撤去対象物をガスで切断し、クレーンで地上に降ろし細かく切断していた。
吊られたパイプを2台のバイス台の上に直接降ろしたところ、撤去物の重さに耐えられずバイス台が破損。
周囲の作業員には被害が及ばず済んだ。
事故発生要因Ⅰ 重量計算を怠った
事故発生要因Ⅱ 作業内容の軽視
再発防止対策 作業指示書を的確に作成し実行